女性社員座談会
女性の活躍を応援する取り組み
当社では産前・産後休暇や育児休暇の取得はもちろん、個々の状況に合わせて臨機応変な対応を行い、女性も働きやすい職場作りを心がけています。
- 家庭の事情や本人の適性に合わせた部署異動
- 妊娠中の体調不良へのフォロー
- 時短勤務
- 保育園に入れなかった場合の復職時期の相談
などが可能です。
● 東京本部 ブロック長代理(課長職)
● 2017年度新卒入社
子どものころから教育の仕事に興味があり、当時の夢は学校の先生であったが、当社の理念や代表福盛訓之の社員と顧客を大切にする思いに賛同し、入社を決意。大阪エリアで教室長としてキャリアをスタートさせ、3年目でリーダーに就任。2022年1月に関東エリアへ転勤。同年、同社社員と結婚。入社7年目の現在、ブロック長(エリア課長職)に就き、社員満足度・顧客満足度の向上を目指し、関東エリアの発展に日々励む。
● 主任/正社員採用担当、東京本部 運営・管理補助、新規出店調査
● 2018年度中途入社
大学で建築を専攻。前職は内装施工の管理会社に勤務し、積算業務、社内インターンなどを担当。24歳の時、当社の「日本一の学習塾を目指す」という文言に惹かれ入社。入社後は東京都と千葉県の教室長として勤務。結婚を機に採用業務や新規校舎の物件探しなど多岐に渡る業務に携わる。2020年第一子出産。産休・育休を取得後、2021年4月フルタイム勤務で復帰。
● 愛媛本部・大阪本部 運営・管理補助、新規出店調査
● 2017年度新卒入社
就職活動をする中、代表福盛訓之の新聞記事を読んだことをきっかけに、当社の理念に惹かれ入社を決意。入社後は奈良県の教室長として2年半勤務。結婚・出産、1年半の産休・育休を経て、奈良エリアと大阪エリアの事務担当として時短勤務復帰。家族の引っ越しに伴い、現在は愛媛県の松山本部在籍。自身の教室長経験を活かし、教室長業務の補佐や非常勤講師の採用面接などを担当。育児と仕事の両立に励む。
※ 所属・役職は取材当時のものです。
入社動機や就職活動の思い出
私は就職活動では、銀行やメーカー、教員のどの道に進むか悩んでおり、当初塾業界は考えていませんでした。インテックス大阪という会場で開催されていた企業説明会に参加したときに、偶然当社のブースを見かけ、「急成長している会社であること」や「教育格差の是正を目標とする」という理念に惹かれ、応募することにしました。
大手化粧品メーカーや大手銀行で内定が出ていたのですよね?
なぜ最終的に当社への入社を決めたのですか?
「教育格差の是正」という大きな目標を掲げた学習塾は他に聞いたことがなかったこと、当社の採用面接で「一緒に会社を作っていこう」と熱心にお話しいただいたことが決め手になりました。実は最後まで教員と迷っていて、教育実習や教員採用試験も受けました。4年生の春に当社で内定をいただいていたのですが、夏まで正式なお返事は待っていただいたんです。教員と当社で進路を迷う中で、特別に面接とは別で個別相談の機会を作っていただき、相談にものっていただきました。最終的に若手でもキャリアアップしていける環境に魅力を感じ、当社への入社を決めました。
当社の採用面接は面談という感じで話しやすかったですよね。
梅谷さんは、実際にすごいスピードで、リーダー・ブロック長に昇進されていますね。
がんばった分はきちんと認めていただけるし、がんばり方も一緒に考えていただける会社だなと実感しています。採用面接では形式的な問答でなく、私を理解しようとしてくださってありがたかったです。入社してからの折々の面談でも、きちんと向き合ってくださる姿勢は変わっていないと感じます。
私は梅谷さんとは逆で、内定がなかなか出なくて焦っていました(笑)。当時、外国語大学在学中で、なんとなく得意な「英語を使える仕事」を探していました。今思うと「なんとなく」でエントリーしていたので、各企業への志望理由が薄かったのが良くなかったのだと思います。
安達さんとは同期入社で同い年ですが、こういう話は初めてお伺いするので興味深いですね。
ちょうどその頃、「子どもの貧困問題」について知る機会があり、関心を持ち始めていました。日本でも7人に1人が貧困と言われる状況ということに衝撃を受け、それを知ったからには、そういう問題に何か関われる仕事をしてみたいと考えるようになりました。そんなときに、代表の福盛社長が「児童養護施設の子どもへの支援に取り組んでいる」という新聞記事を読みました。そこで個別指導キャンパスが「低価格で授業を提供していること」や、「教育を通して人々を幸せにしたい」という理念を持った塾であることを知り、自分にぴったりの企業を見つけたと思いました。明確にここで働きたいという意思を持って、採用面接に臨めたのが良かったのか、無事内定をいただけました。
代表福盛は「人の役に立つこと、社会の役に立つことこそ、人間として最高の行為である」という信念のもと、当社を公正明大に経営する一方で、社会貢献活動に取り組んできています。
今の自分の業務が、直接子どもの貧困問題の解消に関わるわけではありませんが、通ってくださる生徒様や保護者様を大切にすることで、人の役に立てていると感じます。社員の私たちががんばることで会社に利益が出れば、それを社会貢献に使う意思を持った優しい会社なので、がんばりがいがあると感じます。
上田さんは中途入社ですよね。なぜ当社に興味を持ったのですか。
前職は建築業界で勤務していました。そこでたまたまインターンの担当をしたことがきっかけで、人に教える仕事に興味を持ちました。24歳のときに転職活動をし、「日本一の学習塾を目指す」という当社の目標を知り、「自分も日本一を目指す会社で働いてみたい!」と思いました。学生時代に教育学部だったわけでもなく、塾講師経験もない全くの未経験でしたが、中途入社でも研修が手厚く、やる気次第で早期活躍できるという求人内容も魅力でした。
転職を考えてから、当社の内定が出るまでは苦労されたのですか?
実質活動を始めて1ヶ月くらいで当社の内定をいただきました。一通り、転職エージェントに登録し活動を進めていたのですが、前職在職中はなかなか志望企業と面接時間が合わず活動が進まないストレスがありました。そんな中、当社の面接時間は柔軟に対応していて、仕事が終わった20時から対面面接を受けることができ、助かった記憶があります。
当社への入社の決め手はなんだったのですか?
今の直属の上司にあたる方が一次面接を担当してくださったのですが、初対面の面接で前職の悩みまで引き出して相談にのってくださって、人柄の良さがにじみ出ていました(笑)。「ここで働いている自分がイメージできるか」というフィーリングを大事にして転職活動をしていたのですが、面接を担当してくださった社員の方の雰囲気に惹かれ入社を決めました。
現在の仕事内容について
入社後は教室長として勤務していましたが、出産し復職した現在は、教室と地域本部の事務を担当しています。子どものお迎え時間などの兼ね合いで、時短で勤務しています。以前所属していた関西の本部と現在所属している愛媛県の本部に関する人件費の管理を行ったり、教室担当者の補助として時間割作成や講師のシフト作成、生徒のカリキュラム作成などを行ったりしています。講師の採用面接担当もしており、愛媛にいながらオンラインで関西の面接を実施させていただくこともあります。
ご出産、産休・育休からの復帰で業務内容が変わったことは、ご自身ではどう感じられているのですか?
育児と両立するために勤務時間を変更するにあたって、復帰前は教室長が働く時間帯で勤務できないことに「自分は役に立てるのか」と葛藤がありました。でも上司が「私にできること」を一緒に考えてくださり、今の働き方が叶っています。教室長として生徒様の成績向上に直接携わることはできませんが、人件費の削減や教室長の補助業務に携わることで、違った側面から会社に貢献することができていると実感できるようになり、ありがたい環境だと感じています。
私は入社後、大阪エリアで教室長とリーダー職を経験したあと、ブロック長として東京本部に異動し、関東エリアの管理を担当しています。東京本部は50名程度の社員が所属している部署で、そこで主に教室長の育成や教室運営のサポートをしています。社員の働きやすい環境をつくっていくこと、業績を上げることに向けて業務に取り組んでいます。
入社6年目でブロック長に就任されたのですよね。男女差なく管理職に就く機会のある会社だとは思いますが、女性の梅谷さんが管理職にステップアップされてきた流れが気になります。
入社2年目の頃、上長との面談を通して、リーダー職に立候補しました。リーダーになるために必要なことは何か、道筋を示していただき、3年目でリーダーに就任しました。そして、よりやりがいの大きいブロック長という役割にも興味を持つようになったのですが、「いずれ結婚や出産などでライフスタイルが変化するかもしれない女性の自分が、責任の大きいブロック長に就任すると迷惑をかけるのではないか」という思いも持っていました。
20代後半になると、女性はワークライフバランスに悩みやすいですよね。
はい。胸の中でブロック長職への思いをくすぶらせている期間がわりと長くありました。そんな中で、上長の方々と面談する機会があり、「ブロック長を目指さないか」とお話をいただきました。そこで今後のプライベートとの両立について悩んでいることをお話させていただきました。思いを聞いてもらえた上で、それでもブロック長職をすすめていただけたことで一歩踏み出すことができました。それが6年目になった頃ですね。
ちょうどその頃、ご結婚なさったのですよね? 実際に、責任ある役職になることと、結婚や出産を考える時期であることの両立について、上長の方とはどんなお話をなさったのですか。
ブロック長職に、結婚を控えた女性が就任した前例がないからこそ、「前例を作ってほしい」とおっしゃっていただきました。「今までの働きぶり、実績を見てブロック長就任の声をかけているから、自信を持って目指してほしい。仮に妊娠や出産が想定より早くても、しっかりと実績をつくってきている君なら活躍できる場所は必ずあるから」ともお伝えいただき、モヤモヤしていた気持ちが軽くなり、改めてやる気が出ました。
なるほど。悩みを聞いた上で、背中を押していただけるのは心強いですね。
会社をとても信頼していて、私が会社に貢献しようとがんばっている限り、活躍できる場所はあるという安心感があります。ブロック長になるための研修を受けている時期に、お付き合いしている人からプロポーズを受け、東京に異動も決まり…で、変化の多い時期でした(笑)。
激動ですね(笑)。上田さんは現在育児と両立されながらフルタイムでご勤務されていますよね。入社からこれまでどんな業務を担当されてきたのですか。
はい、入社後は東京都と千葉県で教室長を担当しました。生徒様や保護者様から直接「ありがとう」という言葉をもらえる仕事にやりがいを感じていました。前職はBtoBのお仕事だったので、BtoCの良さを実感しました。また、私が入社した時期はちょうど関東に個別指導キャンパスの教室を開校し始めた時期で、私たち関東エリアの社員の目標の一つは「個別指導キャンパスを知ってもらうこと」でした。その中で、「個別指導キャンパスの良さ、新教育総合研究会という会社の良さを入社を検討する社会人の方々にも知ってもらいたい」という想いを持ち始めました。上長にそういった気持ちもお伝えしていく中で、採用面接など人事の業務に携わるようになりました。
当社は1993年に大阪で創業。その後の多校舎展開を経て、創業30周年にあたる2023年には350校を超えています。2019年に関東へ進出し、現在も毎年新規開校中。直営の個別指導塾としては、業界屈指の規模となっています。
正社員の採用面接なども担当されているのですね。教室長業務からは全く離れたのですか。
いえ、教室長経験を活かしながら、各教室の運営補助なども担当しています。その他、新規出店調査やブロック長の補佐業務なども担当しています。
上田さんは教室長経験も活かしながら、積極的に新しい仕事にもチャレンジされていますね。
プライベートと仕事の両立について
上田さんがフルタイムで仕事と育児を両立しているのはすごいですね。私は時短勤務を選択していています。「一緒に働く教室長やブロック長をサポートすること」が課題であり目標です。例えば、教室長が保護者面談で使う資料の作成を引き受け、教室長が生徒様や保護者様に直接対応できる時間を増やせるようにしています。教室長を経験してきたからこそわかる視点で役に立てたときはうれしいです。
安達さんのような働き方をする人が、後輩の女性社員たちの将来の道になり、モデルになっていきますよね。
そうだとうれしいですね! ある後輩社員が「安達さんのおかげで、結婚や出産した後の働き方が見えて勇気づけられました」と言ってくれて、私も励みになりました。
それはうれしい言葉ですね。
仕事と育児を両立させるのに、苦労されていることはありますか。
保育園に預けている子どもが熱を出すなどで、どうしても急な早退や欠勤になってしまうことがあります。仕事を早め早めに進めておくようにしたり、常に自分の仕事がどういう状況か共有できる準備をしておいたり、日々試行錯誤しています。社員のみなさんが快く受け入れてくださっている環境なのが本当にありがたいです。上田さんはフルタイム勤務で体力的にはしんどくないですか。
私は、20時まで預かってくれる認可保育園に入園できているので、19時に退勤したあとお迎えに行っています。疲れる日もありますが、当社は平日がお休みの日もあるので、自分のための時間も意識的に取るようにしてリフレッシュしています。ジムに通ったり、着付けの教室に通ったり…。
わぁ、充実していますね!
私は育休から復帰するときが一番不安を感じていたかもしれません。仕事をがんばりたい気持ちは強くあるものの、実際に仕事と育児の両立が想像できないところもありました。そこで育休中から、直属の上司と連絡をとらせていただき、保育園の時間・復帰後の勤務時間・復帰後の業務内容・もし子どもが熱を出したときの連絡網や休暇の申請方法など、不安な点を具体的に一つひとつ確認させていただきました。私の仕事をやりたい気持ちを尊重して、その気持ちが実現できる方法を一緒に考えてくださいました。私はフルタイム勤務を選択していますが、時短勤務でも差別されず自分の実績を積んでいける社風だなと感じた機会でした。
私はまだ子どもがいないのですが、ゆくゆく子どもも欲しいとは考えています。私自身、現場に出て社員や会社に貢献したいという想いも強くあるなかで、どうその折り合いをつけていけばいいのか、その点は考え続けています。お二人のように、働くママ社員が年々増えていて、いろんなお話が聞けるのは参考になります。
梅谷さんは、プライベートはどんな過ごし方をされているのですか。
私はよく友人と沖縄旅行に行きます! リフレッシュ休暇、バースデー休暇など有給休暇以外の公休日も増え、プライベートも充実させやすいですよね。結婚式をあげたとき、会社の方にもたくさん出席いただいて、お祝いをしていただけたのがうれしかったです。
どんな人に入社してほしい?
生徒様一人ひとりの夢や、保護者様の声を大切にできる人と一緒に働きたいです。学歴や指導力も大切ですが、それよりも生徒様や保護者様を応援したいという気持ちが大事だと思います。塾講師などが未経験でも、当社には地域本部で社員同士が集まってわからないことを教えてもらえる環境もあります。
当社は塾業界では珍しく、教室に直接出勤するのではなく、各都道府県に設置している「地域本部」という事務所に出勤します。地域本部の仲間と「チーム制」でお仕事をすることが特長です。
いい意味で「年功序列」とか「男女」が関係ない会社です。地域本部があり、社員とのつながりが密に持てる環境で働けることは塾業界の中では珍しい当社ならではの魅力だと思います。
私は、共に日本一の塾にすることを目指せる人に入社してほしいです。活躍している人の共通点は、「素直で熱意がある人」だと思います。素直に人の良い点の真似ができ、向上心を持って物事に取り組める方は必ず成長して活躍できます。新入社員の方で、塾講師の経験がないことを不安に思う方はとても多いのですが、実際そこは入社後の活躍とは全く関係ないです。未経験の方でも興味がある方は、研修制度もあるので臆さずにぜひ一歩踏み出してほしいです。子ども達の可能性を広げられるようなお仕事を一緒にしていきましょう!
私は「成果を出すことに一生懸命になれる人」「制度に縛られずに、自分で切り開いていける人」と一緒に働きたいですね。
採用面接なども担当されている中で、上田さんから見て採用されていく方はどんな方なのですか?
採用になりやすい方は、入社自体を目標にせず、面接の時点で具体的な目標を持っている方ですね。そして、「自信のある方」も、教室長として保護者様や生徒様の対応を安心して任せられるイメージがこちらも湧きやすいです。自信といってもただ自己肯定感が高いという意味ではなく、自分の課題に素直に向き合える地に足ついた方とも言い換えられるかも知れません。控えめな性格の方であっても、自分や人と誠実に向き合う姿勢や熱意がある方は、そこに自信を持って面接でも伝えていただきたいですね。
当社に興味がある方は、説明会なども各所で実施していますし、ぜひご参加いただきたいです!